矢津田妙栄の梵鐘
下城城主である下城上総介(しもじょうかずさのすけ)の母、妙栄が小国両神社に寄進した梵鐘。天正16年、伊予国大洲(いよのくにおおず)城主、戸田民部小輔がこの鐘を奪ったが、佐賀関乗船中、激しい風波で船は大破し、鐘は行方不明となった。のちの寛永11年、細川忠利は佐賀関の神社参拝の折、砂浜で梵鐘を見つけだし、両神社に返したと言われている。現在は矢津田下城家にて保管されている。
滝の口の滝
別名「金が滝」。滝の上部に銭亀塚と呼ばれる円墳があり、その真下にある滝のため「金が滝」と名付けられた。滝の下流付近には観音様が祭ってあり、毎年旧暦10月12日に参拝する風習があるとか。また、この滝には飛び込んでも滝の中では亡くならないという不思議な伝説もある。
谷尻の石仏
谷尻の山の崖に祭られている石造りの仏様。岸壁を掘った中に仏様が祭られ、その姿は八体ほど。誰がどのような目的で造ったかは不明。いつ頃から祭られたのかもわからないが、それほど年月は立っていないものと推測される。
千光寺
昔、近くに泉口(いごんくち)といわれる清水の湧き出るところがあったことから、泉光寺、泉口寺とも称されるとか。小さな堂の中には平安末期の作と見られている等身大の十一面観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)や高さ2.2メートルもある金箔の千手観音(せんじゅかんのん)立像が祭られている。堂のほとりに立つ板状の石碑は自然石を利用して作られており、文字が入ったものとしては熊本県最古であるということだ。
竹の熊の大ケヤキ
竹の熊菅原神社境内にあるこのケヤキは、樹齢約1000年といわれる大木。幹の周囲は18メートル、高さ33メートルで県下でも稀に見る大ケヤキである。今でも成長を続けていて、若芽が生え揃う新緑の頃は壮観だ。地元の人々はこのケヤキを神格化し崇めているのだとか。
馬頭観音
頭上に馬の頭を持った観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。阿蘇地方などの畜産の盛んな地域でよく見られ、牛馬の守り神として信仰されている。昔は祭日などに牛や馬を飾り付けして参拝していたが、今ではそのような風習は失われている。見晴らしのいい高台に祭られていて、山の神と呼ばれてることもあるそうだ。
押戸石
阿蘇北外輪山の草原の丘に大小数百個の石群があり、その中で最大の巨岩石。石が通称「押戸石」と呼ばれている。頂上付近の巨石には古代文字(ペトログラフ)が発見されシュメール系海洋民族の祭礼の場であったと言われている。
マゼノ渓谷
大きな岩肌を洗うように流れる清流と、生い茂る広葉樹のコントラストを四季を通じて楽しめます。春にはクヌギ林の中を黄色の絨毯を敷き詰めたような幻想的な風景が広がり、秋には紅葉狩りと四季を通じて自然と接することができます。
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